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1954.4.13-1954.5.4

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春雨や 上野地下道 あはれなり
芥の山と紛ふ 人数

 

春雨呀 上野地下道 慘兮兮
宛如芥山的 人數
 一九五四.四.一三

 

 

ゆらゆらと 波にまかせて 白き鳥
門司の港の 春の旅かな

 

隨波搖曳 白鳥
門司港 春之旅
 一九五四.四.一四

 

 

父母の ねむれる山の 谷の間の
泉の流れの 春の夜の夢

 

父母 永眠山谷間
流泉 春夜之夢
 一九五四.四.一八

 

 

秀子臥す 騰鯨さんに 發地さん
良英さん ルリ子若奧さん

 

秀子臥病 騰鯨桑 發地桑
良英桑 琉璃子年輕太太 
一九五四.五.四

 

因輕微症高血壓,兩個月療養中,受到年輕太太琉璃(RURI)子很多照顧,琉璃子每天幫我打針,非常感謝。

 

秀子臥す 第八回の新竹會
宮城先生の 二通の電報

 

秀子臥病 第八回新竹會
宮城老師 發二通電報

 

於宮城會館。宮城老師演出旅途中,連同門下弟子傳送慰問電報,真是感激。

 

蕾なる 梅が枝借りて ホーホケキヨ
生まれてはじめて つくりし俳句

 

鶯兒啼 含苞梅枝間 聲聲傳
有生以來 第一次寫俳句

 

 

この地球 ふつとんでしまへ 粉粉に
そして固まれ千年每

 

地球 化為粉碎吹走後
再凝固 千年一次

 

 

馬鹿だなー 考へて見ろ お前だって
自分が一番 可愛いだろう

 

才想說 真是傻子啊 那你呀
認為自己最可愛 是吧

 

 

霧社蕃の 野蕃らしさと言ふなかれ
亡びゆく民族の叫びぞ

 

勿說霧社蕃 像野蠻蕃人
那是將滅亡 民族之吶喊

註釋